人からの意見に耳を傾ける事の難しさ

H28・5・15・4・52

前回記事の母娘さんと接していて思ったのは、第3者としての立場からだと
両方が見えるからあーした方がいいんじゃないか?こうしたらどうなのか?
と言えたり、思ったり出来るけれど、それが自分事になってくるとてんで
解らなくなってくるのが自分っていう人間です。

母娘さんの両方に偉そうに意見する事はある意味簡単。たぶん他人事だから?
いや私なりにこうしたら良いと思うとか、相手はここを言って欲しんだって
事が解るとなんとかしてそれを伝えようとするけど、これが自分側からしか
見得ない当事者からしてみれば、堂々巡りもするだろうし、気が付くことは
2の次だったりそれは、当然の事なんだよなあ~って思えてきた。

でもこの母娘さん、口ではなんだかんだ言いながらもわたしなんかの意見に
耳傾けてくれて、逆にありがとうなんて言ってくれちゃったりして、
わたしも無いあたまで一所懸命に応援したくなる。
どうしたらいいんだろうね?さてどうしようかね?と一緒に悩んできた。
ここにきて、母娘さんのわだかまりが春の雪解けの様に少しづつ、雪の塊が
すこし変化してきた気がする。それは、この母娘さんが二人ともとても
正直で飾らない性格で、そして、清い心の持ち主だからなんだろうって。
ふたりとも、悩んでいる事を隠さないで正直に伝えてくれるから、
わたしも意見が言いやすいんだなって、また耳を傾けてくれるから
言いやすいんだなって思えてきた。

素直な人の気持ちって、すごいなって見せてくれてるお手本になってくれていた。
果たして自分が逆の立場だったらこのように素直に人の意見に耳傾ける事が
出来るんだろうか?
疑問が一杯残るわたしなのでありました。